【東京】仕事相談はタロット占いで！四大元素に込められた意味とは？

四大元素（エレメント）とは

四大元素は、古代ギリシャ時代の自然哲学者・エンペドクレスの「万物の根源はすべて火、土（地）、空気（風）、水の4つがそれぞれ混ざり合ってできている」という考えにもとづきます。その後アリストテレスが、これら4つの元素は相互に変換できるという思想を立てました。これは、火は乾にして熱、土（地）は乾にして冷、空気（風）は熱にして湿、水は湿にして冷であるというものです。

これらの考え方は人体や十二星座、天使や精霊など、目に見えない世界を考えるものとして応用され、現代では星座の特徴、タロットやトランプの解読にも関係しています。

火のエレメント

火を担当するのは、小アルカナの「ワンド」です。火は激しく熱く燃え、上にのぼる性質があることから、情熱や向上心の強さを表します。また、火は人類の進化に重要な道具となった最も原始的なエネルギーであり、物事の原点、すべての始まりです。

そのため、火のカードが出たときは夢に向かって突き進んだり、新しいことをはじめたりするのにぴったりのタイミングです。

地のエレメント

地を担当するのは、小アルカナの「ペンタクル」です。「地に足がついている」という言葉があるように、地に足がついた堅実的なものを表します。衣食住を整えるために生活の基盤を作る努力を惜しまず、忍耐力があります。そのため、この世の形あるもの、地位、財産、不動産、権利などを獲得していく傾向にあるのが特徴です。

また、神が人間をつくるときに土と泥から作ったという話があることから、肉体も意味します。

風のエレメント

風を担当するのは、小アルカナの「ソード」です。常に流動して、止まることのない性質を表します。また、「風のうわさ」「風を読む」ということがあるように、風は音・言葉・匂い・温度など、様々な情報を運びます。その情報の中から大切な部分を分析したり、思考を巡らせたりして使いこなす力があります。

水のエレメント

水を担当するのは、小アルカナの「カップ」です。水には決まった形がなく、温度や器によって形態を変えます。そのことから、人の気持ちに共感する性質を表しています。また、形をコロコロかえることから、揺れ動く感情や日々変わる心模様も意味します。

愛情や思いやり、豊かな感性など、感情のエネルギーを象徴するのが水のエレメントです。